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風鈴の季

作詞: 鬼怒

風鈴の鳴る夜に
心此処に在らず
描いた絵画の中で泳ぐ私
ゆらり夢の波紋かしら

風鈴の鳴る夜に
空に華の余韻
流れる煙の先で霞む光
仄か夏の馨かしら

眩しく煌くお天道様の下では
僅かな天禄に踊らされるから

蜃気楼みたいなお月様
高台に乗せた銀河の恵(けい)
破格に幽雅な鬼夏の首飾り
恣(ほしいまま)に紡いで行くわ





風鈴の寝る夜に
草と花を見上げ
震えた空気を振らせ鳴く鈴虫
終わる夏の音色かしら

風鈴の鳴く中で
淡く刻む記憶
逢(お)う魔が時から冷たい陽炎
解けた夏の魔法かしら

激しく輝くお天道様の下では
静かな憧憬も飾気無いから

戦場ヶ原に戦(そよ)ぐ風
昏黒にも似た地平の果て
重なり移る鬼季は駆け廻り
覗く秋を手招きするわ



そしてまた記憶になる

蜃気楼みたいなお月様
高台に乗せた銀河の恵(けい)
破格に幽雅な鬼夏の首飾り
恣(ほしいまま)に紡いだ事も

※この歌詞"風鈴の季"の著作権は鬼怒さんに属します。

作詞者 鬼怒 さんのコメント

「鬼夏」と「鬼季」は誤字的な造語です。
敢えて。


夏の感覚で書きました。
でも夏は暑いから嫌だ(死
個人的に夏は夜に限ります。





ちなみに「戦場ヶ原」と聞いて
戦時中っぽい歌だと思われたら困るので説明すると

「戦場ヶ原」は栃木県の日光市に実在して、
神が戦った伝説があるらしいです。
(7月7日、追記)

この歌詞の評価
評価項目評価数
深い 2
合計 2
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この歌詞へのコメント (4件)

虧兎-Kito-

'08年7月5日 21:38

この歌詞を評価しました:深い

夏は夜

かの清少納言もそう言っていましたね。

どうも虧兎です


そしてまた記憶になる

蜃気楼みたいなお月様
高台に乗せた銀河の恵(けい)
破格に幽雅な鬼夏の首飾り
恣(ほしいまま)に紡いだ事も


「夏は、夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。」

現代語訳は

夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。蛍が多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながら蛍が飛んでいくのも面白い。雨など降るのも趣がある。


また夏の夜は妙に風が心地よく感じれる
清少納言は実に良い事を言ってますね。
その夏の趣を人間の視線からの
ふとこぼれた言葉を書き連ねているからこそ
このような共感できる風情があるんでしょうね。
きぬんは日本を知っているなぁと認識しましたw


すいません。なんか枕草子の感想になってますねww


色々あれなんで歌詞についてのコメントを...

きぬんは俺より漢字マスターだなぁw
とまずは第一に感じましたね。
読んでて面白いし。「これどういう意味?」
って疑問を抱いて、辞書で調べて知れば
知識がまた増えてゆく。そして感じ方も変わる
良い意味での良薬ですね。とても
やっぱ。きぬんはあさきっぽさが濃いww
でもそんな固定観念をもぶっ飛ばす
「きぬんらしさ」をさらに見せて欲しいです^^

新作また期待していますぞ!!


新作を書いたので
どうぞご覧下さい

ではー

鬼怒

'08年7月7日 20:35

きとさん

コメント有難うございます。

枕草子は中学の時に
覚えさせられた記憶が微かに在ります。
ほぼ忘れてるけど。

日本の夏はやっぱり夜ですね。
でも蛍が飛んでるのを見れないのが残念です。
空を飛んでいるのは蝙蝠と鴉ばかりで(死。
いっその事時間旅行したい(死。


漢字は面白いです。
実は漢文とか苦手ですが(死
作詞は漢文ではないので
有る程度は大丈夫そうです。
フレーズの解釈の幅を広げてくれる様な
漢字の意味を大事にしたいですね。


脳内あさきが活性化してきたか(死
そろそろ詞の幅を広げていこう、
と心の隅で誓ってみます。
隅で(死

__

'08年7月8日 00:50

この歌詞を評価しました:深い

こんばんは、いろどりみどりです。

凄い難しい内容ですが、
読んでいていいところもありました。

>戦場ヶ原に戦(そよ)ぐ風

この表現いいなぁと思いました。
なんか勇ましい感じがするし、
だたの風じゃないような
なにか神聖なもののような・・・
そんな感じがしました。

あとは、「~するわ」とかいう
口がいいなぁと思いました。
ミステリアス感がでているとおもいますw

こんなコメントしかできなくてすいません;
失礼いたしました。
これからも頑張ってください!

鬼怒

'08年7月9日 19:19

いろどりみどりさん

コメント有難うございます。

確かに余り常人には向かない詞です。
僕のイメージとノリで書いた部分が
大多数を占めるので。


> 戦場ヶ原に戦(そよ)ぐ風

「戦」という字が重なったのに
軽く満足している所です。
実は偶々重なったのだけれど(死



そういえば女性口調を使った詞を
投稿したのは初めてか。
他は黒歴史なのが何作か在るのみ(死

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