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歌詞

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リトルバード

作詞: アカトンボ

ドシャ降りの雨の中 悶えている小鳥
生きる事を諦めかけて 動くことも止めた
不意に小鳥の体を 小さなタオルが包む
目を開き見上げたその先に 幼いほほえみを見た

少年は家に帰り 居間のパパとママに
タオルの中のぬくもりを見せた 「もう助からない」
冷たい言葉を返す 少年のパパとママ
少年は泣いて叫んで 部屋を飛び出した

子供部屋逃げ込んで タオルを取り替えて
泣きじゃくりながら かすれ声で呟いた
「頑張れ 頑張れ」 ひたすら暖めた
ふと小さく身震い 短い鳴き声
少年を見上げて 小鳥は小さく鳴いた


元気になった小鳥は 少年と仲良し
外へ出しても少年の周りを 遠くへは離れず
少年は小鳥を連れて 家を抜け出して
好奇心が赴くままに 立ち入り禁止の川に

足を滑らせて 下半身は深みへ
木の枝に捕まって 動けずに泣いている
どんなに叫んでも 助けの気配は無い
俺は非力なリトルバード おや、あの紙は何だ
この川へ続く地図 落書きのような地図


微かな望みを咥えて 家へ急ぐ小鳥
小さな体には紙切れも とても重くて
小鳥の背中に何か 冷たいしずく
それはやがて数を増やして 非情な大雨に

いつの日か打ち負けた 宿命のライバルと
決して負けられない 最後の決戦だ
重さを増す紙切れ 破ることも許されない
所詮、俺はリトルバード だが、心だけはフェニックス
笑わせるなリトルバード 風までも吹いてきた
意識遠のいても 意地で羽を動かして
朽ち果てたその体を 少年の家へ滑り込ませた


変わり果てた小鳥にアゼンとする両親
咥えたビショ濡れの紙切れをそっと広げた
言葉を交わしながら慌て飛び出す2人


テーブルの上で
小さくなる光
見守られることなく
弱くなっていく息吹・・・
俺はリトルバード
あの日に救ってくれてありがとう
今日ほど、生きていて良かったと思う日は初めてだ
そうさ俺はリトルバード
小さな光は 空へとはばたいた


元気になった少年は 母親に尋ねた
「僕の小鳥はどこ?」
「空へ逃げてしまった」
言われて少年は空を見上げた
数え切れないリトルバードがはばたく空を

※この歌詞"リトルバード"の著作権はアカトンボさんに属します。

作詞者 アカトンボ さんのコメント

物語的な表現にしてみました。

この歌詞の評価
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この歌詞へのコメント (2件)

十萌

'06年7月26日 19:56

この歌詞を評価しました:素敵

こんばんは☆

展開も言葉もスムーズで、
最後まで一気に読めてしまいました。
こんな絵本があったら素敵ですね。

リトルバードが生まれ変わったとき、
きっととても優しい少年になっているんだろうな。

これからも頑張ってください☆

アカトンボ

'06年7月26日 21:12

絵本にできそうかもしれませんね。
ただ、子供には少し悲しいかな? 笑

再びコメントありがとうございましたッ

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