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作詞:
このしろ
命をのせる板には
2つの火が灯っていた
沈み始めた天秤
1つだけしか支えられない
命と命 欲と欲
ぶつかり合う2つの熱
少し大きな炎が心にある
自分を守りたくて…
※突き飛ばしてしまった命
生き残ってしまった命
罪の傷は心を抉(えぐ)る
死ぬ間際まで残り続けていく
カルネアデスの板とか
先人たちはのたまった
よく言ったものだなと
心でひとり頷いていた
大人と子供 過去と今
新しきを信じたくて
まだ新鮮な自分が生きてること
わかってしまったんだ…
※よじ登って掴んだ命
微弱な灯(ひ)を潰した命
その記憶は心を抉る
生きていくだけ胸が苦しくなる
それでも… それでも…
あのとき、手を、離して、いたとしたら…
喜びも… 苦しみも…
もう、二度と、知ることは、出来なかった…
”どうすればよかったのだろう”
苦悩の中で我が炎は燃え続ける
※突き飛ばしてしまった命
生き残ってしまった命
暗い海の底に沈んだ
弱い炎は すでにもう消えている
※よじ登って掴んだ命
人を消して残った命
その記憶を重く背負って
苦しみの中 残りを満たしていく
墓場へ歩いていく
命をのせる板には
2つの灯がともっていた
今まで通りなどない
心を縛る黒い枷杭(かせぐい)
遠い遠い旅路の果てまで…
※この歌詞"カルネアデスの板"の著作権はこのしろさんに属します。
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タイトルに惹かれて読ませて頂きました。
二者択一の状況の中で 命を拾った方も
苦しみを背負っていかないといけない
その心理描写が素晴らしいと思いました
命を火の灯で表現し、
命が懸ったシリアスな状況が見事に描写されていると感じました^^
コメントありがとうございます。
タイトルは確かに目を引くかなと思いました。
自分で言ったら元も子もないですが(笑)
やっぱり実際に金田一少年の事件簿で
この言葉に関する事件を読んでいたので、
心理描写はしやすかったです。
二者択一のときっていうのはこれに限らずたくさんありますが
命の場合は特にもう絶対に蹴落とした方の選択肢は
元には戻らないので、とても重いです。苦しいです。
そういう苦しみが伝わったみたいでよかったです。
命の灯っていう表現は僕の歌詞に頻繁に出てくるんです^^
いわゆる作詞のくせってやつですね(笑)
でも、響きもニュアンスもとらえていて、
儚さや明るさが表現できるのでいいなと思っています。
ありがとうございました。また見てくださいね♪
※ここでは2012年5月23日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。
作詞者
このしろ さんのコメント
この歌詞のタイトルのカルネアデスの板とは
「洋上で船が難破した際、漂流者が、1人しかつかまれない板を、他の漂流者から奪い取って生き延びた場合、この行為は正当といえるかどうか」(yahoo!百科事典)ということをカルネアデスが問うたことが語源です。
この歌詞はそういう状況で助かってしまった方の
複雑な心境を表現しました。金田一少年の事件簿の
悲恋湖殺人事件の回でこういう話が出てきたので
こういう歌詞を思いつきました。
ちなみに金田一は美雪にこんな状況になったらどうするか問われたとき
「なんとかして2人とも助かる道を探し出すよ」と言ってました。
かっこいいですよね^^
ではでは、よろしくお願いします。